Raspberry Pi でもプログラミングができますが、テキストエディタでは少々不便を感じます。そこで、無料で導入できる高機能 IDE(統合開発環境)の『NetBeans』を入れてみましょう。

NetBeans(ネットビーンズ)とは、オラクル(買収以前はサン・マイクロシステムズ)を中心としたコミュニティにより開発され、現在はApache財団に寄贈されて開発が続けられているオープンソースの統合開発環境(IDE)で、様々なプログラム言語の開発をサポートしています。

当サイトは PHP で構成された IoT サーバーフレームワーク「HAL」を開発しているので、ここでは PHP の開発環境を整えてみたいと思います。

前述の通り、NetBeans は様々な言語を扱えるので、必要に応じて必要な言語のサポートを後から追加できます。

NetBeans パッケージのダウンロード

startx

で、デスクトップを表示して下さい。まず、NetBeans のパッケージをダウンロードします。ブラウザで

https://netbeans.apache.org/

にアクセスし、ダウンロード(日本語版)のリンクから、ダウンロード画面を開きます。

NetBeans ホーム画面

プラットフォームで、「OS に依存しない ZIP」を選択し、PHP のバンドルのダウンロードボタンをクリックして下さい。(他の言語で開発したい方はそれぞれのバンドルを選んで下さい)

バンドル選択

ダウンロード時の動作選択

ダウンロードしたファイルは /home/pi/Downloads 内に netbeans-8.2-201609300101-php.zip としてダウンロードされているので、作業を行うため、ホームディレクトリに移動させて下さい。(sudo startx 等でデスクトップを立ち上げた場合は、/root/Downloads にあります)

ホームディレクトリに移動

移動したら解凍してください。ファイルを右クリックして「ここでファイルを展開」、またはターミナルで

cd ~

unzip netbeans-8.2-201609300101-php.zip

とします。netbeans ディレクトリが作成され、中にファイルが展開されます。

解凍後

ファイルが展開されたら /netbeans/bin ディレクトリ内の netbeans ファイルをダブルクリックすると NetBeans が起動確認ダイアログが表示されます。

altテキスト

「端末で実行する」をクリックするとターミナルが開き、NetBeans が起動します。

実行確認

初回はライセンス条項が表示されるので、同意する必要があります。

ライセンス承諾書

スプラッシュ画面

NetBeans が起動しました。

NetBeansホーム画面

最後に

NetBeans は高機能な IDE なので設定項目もたくさんありますので、使いながら覚えるのが一番ですが、とりあえずは ツール > オプション から様々な設定が出来る事だけ覚えておきましょう。